パニック障害〜原因・治療・症状・克服・完治・不眠症・付き合い方について

パニック障害にお悩みの方へ


パニック障害のある人々は、数分の間続く恐れや緊張不安など突然で度重なる心理的パニック状態に陥ります。 これらは、パニック発作と呼ばれています。
本当の危険がないときでも、災難のイメージ、また制しきれなくなる恐れによって、パニック発作は引き起こされます。

パニック障害を発症する原因は未だはっきりしていませんが、脳内神経伝達物質のセロトニンとノルアドレナリンのアンバランスが原因によって精神的に安定になるといった説もありますが、実際の原因は多岐に渡るようです。

パニック障害を抱えているという方は結構多いようで、特別な病気ではないのです。
ですが、パニック障害という病気が周知されているかというとそうではありません。

またパニック障害を発症する誘発原因に、過度のストレス・過労・過去のトラウマなどが関係し、鬱病の方が併発する可能性も多いとされています。

私も20代のころにパニック障害と診断されたことがあり、ひどく悩む時期がありました。

薬も処方してみましたが一時しのぎで根本的な原因は解決しませんでした。

しかし、この方法でパニック障害を治療してから、日がたつごとに症状が改善されました。

同じようにパニック障害で悩んでいる貴方にも私が使った実践法について知ってほしいです。

私がパニック障害を克服した方法はこちら(他サイトへとびます)

パニック障害の原因


パニック障害の原因で確実と言われているものはありませんが、発症の原因として脳の機能に異常が起こるとパニック発作をまねくと考えられています。
日常生活で意識することはありませんが、人間の脳は身の危険があるときには無意識に警告を発するようになっています。
危険を感じたときに青斑核と呼ばれる自律神経中枢核においてノルアドレナリンという物質が分泌されます。 ノルアドレナリンが分泌されると血圧が上昇したり心拍が速まったりするのですが、危険をいち早く察知する役目をおっています。

パニック障害になったときはうつ病に代表される精神系の病気と同じく「なぜ病気になってしまったのだろう?」と原因探しをするのは好ましくありません。
特定の原因を見つけるのは困難なため、やがて「自分が悪いのか?」などと自責の念にかられることもあるからです。
ただ、医学的な知識として脳の機能などを知っておくと自分の症状を客観的に見ることもできるようになりますし、万が一の時に気持ちを冷静に保つことも可能になります。

パニック障害の症状


パニック障害には「パニック発作」・「予期不安」・「広場恐怖」という3つの特徴的な症状があります。

パニック障害の患者は突如強い不安感に襲われます。
これに付随してめまい、動悸や手足のしびれ、吐き気などを感じたり、死ぬのではないか、狂ってしまうのではないか、という恐怖に襲われて非常に困惑します。

しかし、身体的には全く問題は生じず、ある程度の時間(30分、長くても1時間程度)の経過によって回復します。
これをパニック発作といいます。

パニック障害の最初の症状は、突然の動悸や呼吸困難、発汗、めまいなどの身体症状とともに強い不安や恐怖感を伴うパニック発作です。
パニック発作自体は、多くの場合20〜30分くらいでおさまりますが、何回か繰り返すうちに、また発作を起こしたらどうしようという、パニック発作に対する強い恐怖感や不安感が生まれるようになります。
これは、「予期不安」といわれます。

「パニック発作」と「予期不安」、「広場恐怖」はパニック障害の3大症状といわれる特徴的な症状であり、この3つの症状は、悪循環となってパニック障害をさらに悪化させます。パニック障害が悪化すると、人前に出るのを嫌って閉じこもるようになり、正常な社会生活が維持できなくなります。さらに悪化すると、うつ病を併発することもあります。